加茂野歯科医院では、金属アレルギーで治療中の方が、やむをえずすべての歯を対象にメタルフリー(金属を使わない)治療をご希望の場合、金属アレルギーの診断書をお持ちいただきますと、
セラミックや新素材レジン等の自費診療の治療費を20%OFFで行っております。
※但し、初診時につき一度3ヶ月以内の「金属アレルギー診断書」の提出をお願いしています。
また、保険の素材との組合せで、できるだけ低価格に抑えるプランもご提案します。
誰にでも起こり得る金属アレルギー
一般的に金属アレルギーといえば、ピアスやネックレスなどの金属を含む装飾品との接触によって起こるものとイメージされています。
しかし、実は、お口の中の金属の詰め物や被せ物も、金属アレルギーの原因となるのです。唾液によってイオン化された金属が体内に蓄積していき、一定のラインを超えたとき、金属アレルギー症状が起こります。
ですので、「これまで金属アレルギーが起こったことがない」という方も、今後発症する可能性は十分に考えられます。
金属アレルギーの症状
- 皮膚の炎症
- 皮膚のかゆみ
- 頭痛
- 目まい
- 耳鳴り
- 肩こり
- 腰痛
- 内臓機能の低下
- 冷え性 など。
金属アレルギーの原因となるお口の金属
パラジウム合金
現在も保険適用の虫歯治療で、詰め物・被せ物として使用される材料です。
ニッケルクロム合金
金銀パラジウム合金と比べても、金属アレルギー発症の危険性が高いと言われています。すでにヨーロッパでは使用が制限されています。
銀合金
銀単独では金属アレルギーの危険性は低いものの、他の金属との合金となった場合、発症リスクが高まります。
金属アレルギーの治療
金属アレルギーの治療では、金属を一切使用しないレジン、セラミック、ジルコニア(セラミックの一種)などを、現在使用されている詰め物・被せ物と交換していくことになります。
保険が適用される材料と組み合わせることで、費用を抑えることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
※金属アレルギーは、お口の中の詰め物・被せ物以外にも、ネックレスやピアスといった金属を含むアクセサリーの使用、また食品などからも体内に蓄積していきます。そのため、金属の詰め物・被せ物を取り除いたからといって、一切のアレルギー反応が消失するとは限りません。
しかしそれでも、今後の金属の蓄積を防ぐため、またこれ以上の症状の悪化を防ぐため、やはりお口の中の金属を取り除いておくことを当院はお勧めします。
金属アレルギーの改善以外にも、こんなメリットが!
セラミックやジルコニアを使用することで、金属アレルギーの改善以外にも、以下のようなメリットが期待できます。
虫歯・歯周病予防になる
セラミックやジルコニアは、金属と比べて汚れ・プラークが付着しにくい表面構造をしています。また、天然歯との境目も滑らかに仕上げることができますので、ブラッシングでの管理がしやすく、虫歯・歯周病予防に効果的です。
自然な白い歯を取り戻せる
セラミックもジルコニアも、患者様の天然歯の色に合わせた白さの調整が可能です。金属の詰め物・被せ物と比べると全く違う、自然な美しさを再現できます。
歯ぐきへの金属の溶け出しがない
金属を使用した詰め物・被せ物は、金属の溶け出しによって歯ぐきを黒っぽくしてしまうことがあります。セラミックやジルコニアには、金属が一切含まれていないため、その心配がありません。